ホノルルの市電計画は完成するか?

ホノルルの市電計画は、ハワイのモノレールなどとも呼ばれ多くの人の期待を得ているが、予算上の問題が出ており完成が危ぶまれています。

カポレイからダニエル・K・イノウエ(旧ホノルル)国際空港を通過しアラモアナセンターまで、全長20マイルの高架軽軌道を走らせる計画です。しかし、ここに来てホノルル市電計画(HART)が予算不足のために難航を続けています。

23.7億ドルの救済の資金繰りについて、ようやくハワイ州議会が暫定合意に至りました。

暫定合意の内容は、まず、ハワイ全域で今後13年間ホテル客室税を1%ポイント引き上げた10.25%として13.2億ドルを回収すること。


そして、オアフ島の消費税課徴金を引き続きあと3~4年の間 0.5%ポイント引き上げて12.4億ドルを回収すること。
他にも、オアフ島の消費税課徴金からの州の取り分を現在の年間3千万ドルから300万ドルに削減し、浮かせた数千万ドルをHARTの財源に充てることなどが可決されました。

現時点では以上の救済プランが実際にもたらす総額は不明ですが、ホノルル市長のカーク・コールドウェル氏は30億ドル以下の救済措置では予算不足だと警告しています。現計画では6~9億ドルが不足し、オアフの固定資産税の値上げを余儀なくされるなど、約100万人の住人と納税者が被害を被ることになることを懸念してのことです。

オアフ島の消費税課徴金の延長を州議会に申し入れたのもコールドウェル市長でした。年間約3億ドルの課徴金は、現在HARTの建設費用の大部分を負担しています。

すでに建造が進められているHARTの建設費用は当初の見積もりの52.6億ドルの2倍近くに跳ね上がり、計画通りに進められていません。さらに連邦運輸管理局(FTA) からの補助金の未払い分 7.4億ドルが取り下げられる可能性もでてきています。


軌道の終点をミドルストリート駅にして予算の折り合いをつける提案をFTAは却下しており、9月15日までに不足分の資金を調達する計画書を提出することを市に通告しています。

新しい議案を討議するための議会が引き続き予定されていますが、今後どのようになるのでしょうか?特にコオリナのマリオットやディズニーのアウラニをお持ちの方には大きなインパクトを与えるだけに、今後新たなニュースがあればご案内してきたいと思います。

 

くじら倶楽部

中山孝志

 

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