ハワイのホテル・観光業の現状(2021年3月)

ハワイのホテル・観光業の現状(2021年3月)

2021年3月に入り、新聞やニュースではハワイ観光業の不況や低迷が取り上げられています。ヒルトンやマリオット、ウィンダムなど、ハワイのタイムシェア会社は大丈夫かと、心配されるオーナー様も多いのではないかと思います。今回は、ハワイのホテル業の実績数値を紹介しながら現状をご報告したいと思います。

2021年1月のハワイ州ホテル稼働率は3ヶ月連続20%台と低迷

新型コロナ感染症の流行で打撃を受けるようになり、そろそろ1年になります。2021年3月上旬の現時点において、ハワイのホテル観光業にとって、明るい兆しがないわけではありません。ただし、現状はまだまだハワイのホテル・観光産業は苦戦を強いられている状況です。

2021年1月のハワイ州のホテル客室平均稼働率は新型コロナウィルス感染症の影響が続き、3ヶ月連続で20%台にとどまりました。接客サービス産業のデータ分析を専門とするSTR社の調査結果をもとに、ハワイ州観光局がまとめた報告書によりますと、州全体の1月の客数平均稼働は23.3%です。前年同月の83.5%と比較して大幅に減少しています。また昨年11月の22.1%、12月の23.8%に続き3ヶ月連続で20%台です。

ハワイのABCストアも苦戦しています

ヒルトンやシェラトン、マリオット、ハイアットのような大手ホテルの稼働率が悪い状況の上、ワイキキには観光客がまだまだ少ない状況です。日本の方にも有名なABCストアにおいては、ワイキキを中心に観光客を対象に営業をしていたこともあり、65店舗中約半数のみが営業している状況です。残りの店舗は臨時休業しており、コロナ以前は1,000人以上いたABCの従業員のうち600~700人が一時解雇扱いとなり、最終的には再び勤務できる可能性がありますが、離職したり転職した方も多いようです。

米本土からは多くの方が毎日ハワイ入りしています

2021年現在のハワイのホテル・観光業の現状一方で、アメリカ本土からハワイへ渡航して来る人の人数は、毎日あたり8,000人から10,000人となっています。これらの人々は出発前にPCR検査を行い、陰性証明書を持った上でハワイに入ります。観光客により、感染拡大に至っているという状況ではないようです。

今後は、Withコロナでハワイは回復できるか?

上記からも、新型コロナの事前検査を行うことで充分感染拡大を抑えながら、観光客を迎え入れることが可能であると証明されました。ただし、日本の方々もご存知のように、ハワイ(米国)から日本に帰国してからの2週間の自己隔離が懸念材料の一つでもあります。また、日本出発前の検査とハワイ出発前の検査、日本国内の到着後の空港検査と3回も必要です。費用も1回の検査に$200~$350かかるので、まだまだ気楽にハワイ旅行に行ける状態ではないようです。

まとめ

2021年1月のハワイのホテルの平均稼働率は3ヶ月連続で20%台となり、前年比の80%台と比較して打撃を受けている状態です。また、コロナの検査のハードルも決して低くありません。検査の費用が安価となり、日本帰国時の2週間隔離が解ければ、一気に観光客が日本から戻ると予想しています。また、早くそうなることを期待したいと思います。

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