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タイムシェアのメリット(長所)とデメリット(短所)

タイムシェアのメリット(長所)とデメリット(短所)

うまく活用できる方には、とてもメリットのあるタイムシェア。ですが、人によって向き不向きがあるのも事実です。

ここでは、タイムシェアの長所と短所について、それぞれ6点ずつご紹介します。

タイムシェアのメリット(長所)6点

ヒルトンのタイムシェアのメリット(利点)

1.住居感覚の広い部屋
タイムシェアは、通常のホテルの部屋の2倍から3倍の広さがあるのが一般的です。 1LDKや2LDKのキッチン付きコンドミニアムタイプのお部屋が最も標準的で、会社やリゾートにより異なりますが、1LDKの広さは、日本でいう約70平米、2LDKでは100平米とかなりゆとりあるスペースです。リゾートによっては、3LDKの部屋を用意しているところもあります。

2.コンドミニアムタイプ~キッチン・洗濯機付きの部屋
タイムシェアの魅力は、何と言ってもこの広いコンドミニアムタイプで、キッチンや洗濯機・乾燥機が備わっているということから、普通の別荘と同じような感覚で滞在を楽しむことができます。

小さいお子さんやご年配のご家族がいても、それぞれのライフスタイルに合った食事を用意することができたり、レストランなどの料理をテイクアウト、またスーパーで買い物をしてお部屋でホームパーティーも可能です。 パッケージツアーで提供されるホテルでは味わうことのできない、別荘タイプでの滞在が可能になるというわけです。

3.経済的である
タイムシェアは、旅行が経済的にできるという点もあげられます。タイムシェアを所有すれば、旅行の都度、宿泊費を払う必要がありません。毎年4人家族で旅行をするライフスタイルの人は、年間管理費の支払いがあっても、年数を重ねるとこで、最終的には経済的であるといわれています。(*宿泊税は別途かかります。)

4.交換利用ができる
タイムシェアの最も大きな特徴として、交換利用が可能なシステムであるということがあげられます。自分が所有するリゾート以外での利用が、この交換利用システムにより可能となります。通常予約手数料などはかかりますが、宿泊料はかかりません。 つまり自分の所有するリゾートと、他の人が所有するリゾートとの交換が可能であり、なおかつ無料で滞在ができるというものです。

中には自分で所有しているリゾートに一度も泊まらずに、毎年他のリゾートとの交換をしながらバケーションを楽しむというような活用をしている人もたくさんいます。

5.資産価値
タイムシェアは不動産としての登記が行われるため、資産的な価値があるという見方もできます。代々子どもに残したり孫に残すことも可能であり、ひとつの資産としてみなすこともできるでしょう。

6.別荘オーナーとしての満足とステータス
1口1週間としても、ハワイなどにタイムシェアを持つことは、別荘オーナーとしての満足感とステータスを与えてくれます。毎年自分の別荘に戻ってくる、こういう感覚になれるのもタイムシェアならではの特典です。そしてなおかつ自分の夢の別荘を所有できたという達成感が、多くのタイムシェア・オーナーに高い満足度を与えていることも事実です。

タイムシェアのデメリット(短所)6点

ヒルトンのタイムシェアのデメリット

1.予約上の問題
タイムシェアのデメリットとして挙げられる点は予約の問題があります。理論上1物件には52人のオーナーがおり、オーナーたちがバラバラに予約を入れるということはなく、日本で言う夏休み・春休み・ゴールデンウィーク、そして年末年始のピークシーズンには予約が集中することが多く見られます。あるいはご自身のばけーしょんスタイルに合っていないタイムシェアを購入してしまった場合、希望通りの予約が取れないということもあり、せっかく買ったのに利用できなかった、ということが起きてしまうということもあり得ます。こうした理由から、正しい物件選びがキーとなります。

2.初期投資が必要である
通常タイムシェアの平均価格は200万円から500万円。これが1口あたりのハワイでの物件の価格です。ただし、予約保障週などのタイプでは1,000万から3,000万円ほどの値段がつくような高額なペントハウスなどもあります。

固定週とフロートを比較した場合、固定週の予約保障制度のプレミアムとしての費用が上乗せされるため、予約保障タイプの週は通常2割から7割ほど値段が高くなっています。 中には、タイムシェアは欲しいが初期投資がなかなか捻出できないという人もいます。この場合、各リゾート開発会社ではローンを準備している場合が多いので、それを活用するのもひとつの手でしょう。

3.年間の維持費がかかる
タイムシェアは、初期投資での購入費用が必要なばかりでなく、年間の維持費が毎年かかってきます。 通常1年分の管理費を年初めに支払うかたちが多く、物件の大きさにもよりますが、年間約500ドルぐらいから物件によっては2,000ドルぐらいの維持費がかかります。

この年間の維持費は毎年所有している以上必ずかかるもので、「今年は使いたくないから払わない」ということはできません。支払いが行われない場合、アメリカでは競売手続きに入ることもあるので、この点十分注意が必要です。

4.購入前の事前資料が入手しにくい
タイムシェアの販売は、欧米では販売プレゼンテーションあるいは販売説明会によって販売されるケースがほとんどです。 この販売説明会を行うにあたって、日本でよく準備されるパンフレットのような資料がほとんどない場合が多いのが現状です。結果、この販売説明会に参加することなく、事前に確実な資料を入手するということがなかなかできないということも事実です。

5.人によって向き不向きがあります
タイムシェアは人によって向き不向きがあると言えます。決して完璧ではありませんので、旅行好きだから向いているとは限りません。長所と短所を良く理解し購入前には納得してから判断をしましょう。

6.アメリカの会社による商品である
アメリカの会社のリゾートクラブであるがために、日本人に馴染まない点もあるという声を聞くこともあります。アメリカ企業だから日本人を満足させる商品を作ることができないという訳でもありませんのでどこまで良い商品を提供できるかによると思います。

 

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