成田空港到着後の2週間自主隔離について 〜帰国レポートその 3〜

成田空港到着後の2週間自主隔離について 〜帰国レポートその 3〜

多くのハワイ好きの方が、PCR検査に加えて日本に戻ってからの「2週間の自主隔離」が一つのネックとなり、ご旅行を躊躇されるかと思います。今回は所用があり、ハワイから4月12日に日本に入りましたので、その後の自主隔離体験についてお伝え致します。小生の体験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

尚、先日、ハワイから日本へ帰国するまでの体験を2つの記事にわたってご紹介しました。合わせてご参考いただければと思います。

日本帰国前のコロナ検査と事前準備 〜帰国レポートその1〜
成田空港到着後の検査と手続き 〜帰国レポートその2〜

空港から隔離場所への移動は公共交通機関は使用不可

成田空港到着後隔離場所まで

海外から日本に到着してすぐは、空港から公共交通機関を利用することができません。つまり、電車やリムジンバス、一般のタクシーなどを利用することができません。多くの方はご家族の方に空港まで迎えに来てもらい、他の方と接触することなく入国後の宿泊先に向かうようになります。

海外から到着した人を乗せる専用車を手配するか、あるいは2週間の隔離体制を整えているホテルから出ている専用シャトルを利用しなければなりません。私の場合には事前に成田空港近くのヒルトン成田に部屋を取っていたので、ホテルが用意する専用シャトルでホテルに向かいました。参考まで、小生が利用した時には利用者が無く、実質そのバスの乗客は私1人でした。

ご家族が空港まで迎えに来てくれる場合は良いのですが、空港から離れた場所で2週間の自主隔離を行う場合、その宿泊先までの移動経費もあらかじめ考えておく必要があります。

ホテル選びと滞在中の対応について

自主隔離する宿泊施設をリサーチ

ハワイで航空チケットを買った段階で、旅行会社からいくつかの自主隔離用の宿泊施設をご紹介してもらうことができました。成田空港及び羽田空港近辺のホテル、東京都内にある外国からの2週間自主隔離を受け入れている民泊のような部屋など、宿泊施設は様々なものがありました。また、ネットで検索してみると、「帰国後の自主隔離 滞在」などのキーワードでかなりの会社が受け入れサービスを行っている事が分かりました。

宿泊先を選択する場合の基準は、費用と部屋の広さ、そして利便性かと思います。ホテルの他に民泊のようなウィークリーマンションタイプのものもリストに入っていました。多くの案内では、近くの商店街やコンビニまでの距離等が情報として載っています。

保健所への許可を届けていないと隔離用の施設として利用できない?

小生の場合、宿泊先を探し始めた段階で、ヒルトンのポイント交換率の良いRCIで交換できる宿泊施設がないかリサーチをしました。RCIに加盟しているサンダンス・リゾートにいくつか興味のある施設がありましたので直接電話をしました。しかしながら、海外から入国した人の自主隔離用の施設として保健所に届け出をしていないため、受け入れできないとの回答でした。

ホテルにより、自主隔離に関しての対応に差が大きい

RCIで登録している施設では難しいと判断し、次にヒルトンホテルで自主隔離できる施設を探し始めました。お台場、新宿、成田ヒルトンの3つのホテルに絞り、それぞれに電話をして確認をしました。幸い米国のアメリカン・エキスプレス・カードの特典で、Hオナーズのダイヤモンド会員になっていたので、朝食は無料で付くものとの前提で確認をしました。

まず、お台場のヒルトンホテルではダイヤモンド会員であっても、2週間の隔離滞在者には朝食を提供しないとの回答でした。次に新宿ヒルトンでは、2週間の自主隔離者を受け入れはしているものの、滞在中は一切の外出を認めていないとのことでした。また、朝食については、毎日部屋に届けるのでレストランを一切使わないように、と念を押されました。メイドサービスも無ければ、そもそも一歩も部屋から出てはならないとの案内で、かなり厳しい受け入れ態勢であるという印象を受けました。最後に電話をした成田ヒルトンはお台場や新宿ヒルトンよりも利用しやすい案内でしたので、成田ヒルトンに決めました。

成田ヒルトンを自主隔離の場所に選んだ理由

自主隔離するホテルは成田ヒルトンに決定

最後に連絡した成田ヒルトンの場合では、「1階にあるテラスレストランで朝食のビュッフェがあるのでそこを利用して良い」との回答をいただきました。また、「夕食もそこを利用してください」との事でした。もともと7つあるレストン&バーですが、今はテラスレストランしか営業をしていないので、そこを利用して下さいとの案内でした。成田ヒルトンの宿泊必要ポイント数は、新宿やお台場の半分であったこともあり、今回は成田ヒルトンに宿泊先を決定しました。もちろん成田空港からすぐでもあり、移動のための時間がかからないと言う利点もプラスの判断材料でした。

*ちょうどリサーチしたタイミングが、まん延防止等重点措置が発令される前でしたので、東京都と千葉県内の宿泊施設という違いがあった可能性がありますので、念のため補足させていただきます。

自己隔離中の報告義務

日本へ帰国した翌日から毎朝メールで体調を確認する連絡が入ります。午後2時迄に報告するように案内が入っています。また、現在地情報を報告するアプリ、OEL(Ocerseas Entrants Locator)に今の場所を報告するようにと連絡が入ります。小生の場合、PCで仕事をしていると携帯をあまり見ていなかったり、携帯上のWIFIが切れていたこともあり「今すぐ、いまここ!ボタンで現在地をご報告ください」と連絡が入りながらも、その連絡が表示されていないことが何度かありました。小生のように海外で利用しているスマートフォンだと、ホテルのWifiがある一定時間使用していないとWifiが切れるようですので、その点も注意されると良いと思います。

2週間の隔離生活について

隔離中の食事について

ヒルトンオナーズゴールド会員で朝食が無料に

成田ヒルトンでの朝食は、1階のテラスレストランでビュッフェで取ることができました。前述したように、ヒルトンオナーズのダイヤモンド会員なので、毎朝3,600円の朝食が無料となりました。食事はどれも美味しく、種類も豊富でとても満足した朝食でした。

お昼と夜は室内で食べました。ホテルですので、ラーメン一杯でも2,000円弱となります。私の場合、節約を兼ねて、アマゾンで食品をオーダーしました。ほとんどのものが翌日届くので非常に便利がよかったです。ハワイでもコロナ禍においてアマゾンをよく使うようになっていたので、日本で利用することについては全く抵抗ありませんでした。また自己隔離中、ハワイと変わらないペースで仕事を行っていたため、必要な文房具などもアマゾンで調達しました。尚、都心であれば、ウーバーイーツなどで食事を調達することも可能だったかと思います。いづれにしても便利な世の中なので食事に関しては困らないと言えます。

電子レンジについて

知人に電子レンジを頼むと良いとアドバイスされ、早速フロントに確認しましたが、成田ヒルトンの場合電子レンジの貸出しは行っておりませんでした。ロビーでエリアに小さなセブンイレブンがあり、そこで購入したものは電子レンジを使うことができます。また、自身で用意したものについては、一階のテラスレストランにある電子レンジで温めますとのことでした。

滞在の快適度や洗濯について

自主隔離中のホテルのお部屋

ヒルトンオナーズのダイヤモンド会員の特典で、お部屋のアップグレードをしていただけた関係から、広めの部屋に宿泊することが出来ました。また、朝食をブッフェで食べることができるので、気晴らしにもなりました。普段、1LDKや2LDKのタイムシェアのお部屋に泊まり慣れていることで、ホテルの部屋では狭さを感じるかと心配しましたが、お部屋のアップグレードのお陰で快適に過ごすことができました。

ただし、電子レンジを含むキッチンが無いこと、洗濯機と乾燥機が館内にもないため不便を感じています。また、自主隔離中の2週間、メイドサービスが入りませんので、定期的にリネンの交換をお願いしました。また、ホテルの方と相談して簡単な清掃道具を用意してもらいました。特に、洗面所・お風呂・トイレなどの水回りは簡単に清掃することで気分よく過ごすことができました。ミネラルウォーターや部屋に備え付けのコーヒーやお茶などもリクエストすると無料で持ってきてくれました。

成田ヒルトンの部屋からの景色

自主隔離中のホテルからの景色

窓からの景色は右側に空港が見えます。2つのホテルが遠目に見えるだけで、とても開けた景色なので開放的です。ちょうど着陸前の飛行機を見ることができます。まだまだ飛行機はいつもの本数ほど飛んでいないと思いますが、それでも日中はそれを見ているだけでも楽しいものです。

自主隔離の2週間中に気をつけたこと

同じ空間に長期間滞在する形になりますので、出来るだけ生活にメリハリをつけることを意識しました。朝と晩に30分ほどウォーキングをし、気分転換をしました。また小生の場合、元々長時間仕事をするリズムなので、意図的にテレビ、YouTube、音楽鑑賞、読書など、時間を決めて楽しむことで、よりメリハリのつく生活をおくることが出来ました。

まとめ

今回は幸いにも広めの部屋をいただけたので、その分快適に過ごせたことに感謝しています。またヒルトンホテルの方々が非常に親切に対応してくれたので助かりました。朝のビュッフェでしっかりと食べで、昼と夜は軽く済ませるというルーティンでした。ホテルの敷地内のウォーキングが許可されていたので、体調維持のために朝晩歩くようにしました。

ネット環境が整っている事もあり、ハワイと変わらないペースで仕事が出来、快適でした。Zoomによるセミナー、Facebookのライブ配信などを行っているので話をしている時間も多く、人恋しくなることもありません。

テレワークの体制が整っている人であれば、ホームオフィスとほぼ変わらない滞在になると思われます。もし、リタイヤをされている方だったり、室内で楽しめることが少ない方だと、ホテルでの自主隔離中は時間を持て余してしまうかもしれません。

以上、2週間の自主隔離の体験レポートとなります。ご参考となればと思います。