コロナウィルスの影響:2020年7月の観光客は前年比 98%減

コロナウィルスの影響:2020年7月の観光客は前年比 98%減

日本のメディアでも、ハワイでのコロナ感染者が増加し、観光産業に影響が出ているというニュースが出ているようですが、実際にデータ上からも今回のコロナ問題は大きな影響が出始めています。2020年は今回のコロナ問題で今までにない状況をハワイは迎えています。

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前年比98%減の7月観光客

7月はハワイに訪れる観光客が一年間を通して一番多い月です。昨年の 7月には 995,210人がハワイを訪れています。
しかしハワイ観光局の統計発表によると、今年 7月の観光客は前年比 98%減の 22,562人でした。今年の 1月から 7月までの観光客の合計も前年度より 65%減少しています。コロナの影響で観光産業が大きな損失を被ることは、多くの経済学者に予測されていましたが、実際の被害は想像を上回るものでした。

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先が見えないハワイの観光産業

昨年のハワイの観光客は過去最高の 1,040万人を記録しました。
ハワイ大学経済研究機関(UHERO)は今年 2月にはまだ、今年の訪問者はそれを 1.8%上回るだろうと予測していました。この時点では、中国をはじめアジア諸国からの観光客の減少は国内の市場で取り戻せると多くの経済学者が考えていました。
しかし 3月末になると UHERO は、観光経済の完全停止を予見し、今年の観光客と観光客消費高は 41%の減少をみせると算出しています。5月下旬には UHERO は、観光客が 7月下旬には戻り始めることを想定し、年間を通した訪問者数が昨年よりも 60%低くなると計算しました。この計算では回復は非常に緩慢で、2022年にやっと観光客数が 800万人に回復する見通しです。(ちなみに2019年の訪問者数は一千万人以上でした。)
ハワイ全州のホテル稼働率も 2019年の 81%と比べて、2022年は 63%となる計算です。また、もし秋まで観光が大幅に再開されないとなると、今年の観光客は 70%の減少で予測期間の終わりまで昨年のピークを大幅に下回ると言われています。

ハワイの状況、コロナウィルス
はやく以前のハワイに戻りますように!

検査体制、ワクチン、治療薬、そして14日間の隔離政策が鍵となる

観光業の回復には無数の要因が考えられますが、急下降と部分的な跳ねあがりからの緩やかな回復、もしくは、落ち込みのはっきりしない長いU字回復のいずれかだと言われています。ハワイの観光がいつ再開するか、ハワイの観光市場でコロナの被害がどれほどでるか、そして解決策に進展があるかが鍵となります。例えば安価で信頼性の高いコロナ検査が普及する、またはワクチンや治療薬が開発されれば観光の回復に大きく貢献するでしょう。

ハワイ観光業界が最期に黒字だったのは 2月です。観光の封鎖が 3月に始まりそのまま秋に続いています。
ハワイ到着 72時間以内に新型コロナ感染検査を受け、陰性が確認された旅行者は 14日間の隔離期間を回避できる方針を 8月1日からスタートする計画がありましたが 9月1日に延期になり、そのあとまた 10月1日へと延期されています。当分はハワイを訪れる人全員に 14日間の隔離期間が求められ、観光には不向きな状況が続きます。

深刻な予測もあるハワイの実情です

カウアイ商工会議所が 8月に 129の企業を対象に行った調査によると、カウアイ島に観光客が戻らない限り、企業のおよそ 40%が半年以内に閉鎖すると言っています。しかし住人の 70%は 14日間の隔離期間を支持しており、75%は、ワクチンか治療法が見つかるまで、もしくは州全体で症例が減少し医療資源が確保されるまで観光を再開すべきではないという意見です。

様々な立場と環境の方が異なる考えを持ちます。しかし、いずれは収束すると信じて今は耐えながら各人が出来る大善の事をすべきかと感じています。このブログを読んで頂いている皆さんが安全に早くハワイに戻れますように・・・。

(出典:ホノルルスターアドバタイザー 8/29/2020 Allison Schaefers)