カフク風力発電所

カフク風力発電所

カフクの風力発電所の開発に抗議運動が起こっています。

ナ・プア・マカニと名付けられた風力発電所プロジェクトで、オアフ島ノースショアで3つめの風力発電所をカフクに建設し、8基の発電タービンを設置する計画です。カフクのカメハメハ・ハイウェイ付近では、建設に必要な重機の搬入を阻止する人々があつまり、カフク農業公園の入口では 200人の非暴力デモが行われるなど、反対運動が相次いでいます。

およそ 2,300人のカフクの住民の多くが、この計画で町が風力タービンに囲まれてしまうと、騒音や電磁波による健康問題や環境問題を起こすのではないかと危惧しています。住宅地から 500メートル、カフク小学校から 530メートル、人が住む農場からはわずか 230メートルの近さにタービンが設置されることになります。

ハワイでは、ナ・プア・マカニ・パワーズ・パートナーズの名称を使用する、現在の開発会社 AES Corpは、2006年にこのプロジェクトが提案されて以来 3番目の開発会社です。当初 13基導入する予定だった風力タービンは、8基に減らすかわりにサイズが大きくなりました。毎日 25メガワット(1万6千世帯分に相当)の電気を石油の半分の値段で生成できます。AESは風力タービンが人体に及ぼす悪影響は無く、市が定めた規定にも準じていると主張していますが、反対派の人々は、健康に悪影響がないと証明する根拠がないことの他に、オペアペアと呼ばれる絶滅危惧種の蝙蝠がタービンに巻き込まれて死ぬ可能性を指摘しています。AESは蝙蝠の生息地を改善するための緩和策に同意した他、住民の利益貢献に 450万ドル相当の寄付をすることも約束しています。

ナ・プア・マカニ計画の環境評価はすでに行われており、蝙蝠が犠牲になる可能性も報告に入れたうえで州からの建設許可がおりています。建設地は 2016年にハワイ州国土資源省(DLNR)と 40年のリース契約がかわされています。

およそ 4万5千キロのタービンの部品は 11月の26日まで 7週間かけて、夜 11時から朝 5時の時間帯にカフクに輸送される計画です。工事は来年1月に着工し、夏に終了する予定です。