タイムシェア業界関連
一流ホテル会社がタイムシェアビジネスを続ける3つの理由
by Takashi Nakayama

こんにちわ!

(ディズニー  アウラ二の室内、卓上ランプ)

今日は、タイムシェア業界の情報をご案内します。

マリオットホテルのタイムシェアビジネス参入を
皮切りに、90年代に入り以下のホテル会社が
この業界に参入しました。

ヒルトン
ハイアット
ディズニー
スターウッド
フォーシーズン
リッツカールトン

なぜ、これらのアメリカ大手一流会社が
タイムシェアビジネスを積極に取り組むのか
3つの理由をご説明します。

1) 開発コストの回収が早い

ホテルビジネスで大きな課題が
ホテル開発コストの回収です。

通常、高稼働率を維持しながら
10年、20年を掛けて返済します。

金利負担だけでも膨大が額です。

ところが、タイムシェアビジネスの場合
部屋数や規模、マーケットの状況にも
よりますが、約200~300室程度の開発で
あれば、5年前後で完売させることが
可能です。

そうすると、数百億円単位での開発資金が
短期で回収し、ここで一度利益を出す事が
出来ます。

2) 完売後は稼働率を気にしなくてよい

次にホテル会社にとってのメリットは
稼働率を気にしないで良いという点です。

これは、完売後のタイムシェアの稼働率が
高かろうが低かろうが、収益にはさほど
影響がないということです。

理由は、タイムシェアのホテル会社の
位置づけは、物件管理会社に限りなく
近づきます。

各オーナーから集まる年間管理費の
約10%が管理収入として毎年安定的に
収入として確保する事が可能になります。

3) 景気の影響が少ない

タイムシェアは景気に影響を受けずらいと
言われています。

1970年代のオイルショック時には、全米で
多くのホテル会社破綻し、分譲用のリゾート
マンションであるコンドミニアムが売れ残りました。

これらの物件を安価で取得しタイムシェア会社が
売りぬいてきたという実績があり、不景気になると
タイムシェアの物件数が増えるというデータが
アメリカでは出ています。

ようは、仕入れ開発コストが安くなるので
それだけ、プロジェクトを成功しやすいということです。

詳細は、又の機会にご案内しますが、結論から
お話しすると、今後もホテル系の大手タイムシェア
会社は、開発を継続して行くものと思われます。

業界筋の情報では、ハイアットホテルのタイムシェアが
マウイ島でスタートするかもしれないと話が出ています。

今後、どのようなプレーヤー(リゾート会社)が
参入してくるか楽しみです。

くじら倶楽部
中山孝志



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