ハワイ州ナンバープレート、オキナ「ʻ」を付けた新デザインへの切り替え

2025年1月1日からハワイ州法改正により、ハワイ州のナンバープレートの州名「Hawaiʻi」にハワイ語のオキナ「ʻ」を付けた新デザインへの切り替えが義務化されます。既存のプレートはそのまま使用できますが、新規発行や交換時にオキナの表記が必須となります。
「オキナ」(ʻokina)とは、ハワイ語で使われる短い発音の区切りを示す記号のことです。見た目は左向きの小さなカギ括弧のような形(ʻ)です。Hawaiiと表現するところ、オキナを利用すると、「Hawaiʻi」になります。
ハワイ州のサテライト・シティホールでは順次新プレートの発行を開始しており、交換手数料は5.50ドルです。盗難や破損による再発行、カスタムデザインのプレートも同様の手続きで対応されます。
今回の変更は、ハワイ州の公式文書や表示に ʻokina を反映させる文化的取り組みの一環であり、ハワイ語、ハワイ文化、そしてハワイのアイデンティティを行政サービスに組み込む象徴的な施策とされています。