平素より大変お世話になっております。

この度、朝日新聞およびYahoo!ニュース等において、ハワイのタイムシェアに関する記事が掲載されました。

この記事の内容により、タイムシェアに対してネガティブな印象を市場に与えてしまったこと、また売り出し中のオーナー様にも不安を与えてしまったことを懸念しております。これに対して、弊社を代表して補足説明をさせていただきます。

記事の内容にもありますように、現在の円安により、タイムシェアを売り出すオーナー様が増加しているのは事実です。また、円安の影響で購入希望者の数がコロナ前と比べて減少していることも事実です。しかし、ハワイには約10万人の日本人タイムシェアオーナーが存在し、その多くの方々がタイムシェアを所有することに喜びを感じ、有効的に活用しています。

特に、物価が高騰しているハワイでは、キッチン付きの滞在型の部屋が再評価されており、一部の方々にはホテルよりもタイムシェアが好評を得ています。特に米国マーケットに人気なマリオットとディズニーに関しては、毎月20件以上の成約がございます。また、日本にお住まいの方でも、現在の市場において、タイムシェアを購入されている方がいらっしゃいます。

弊社は引き続き、タイムシェアの魅力を発信し、中古市場の健全な流通を目指して尽力してまいります。また、今後のタイムシェアリセール市場は、次のような要因により市場が回復する可能性があると予測しています。

為替相場が円高傾向に戻ること。ハワイへの日本人観光客が回復し、タイムシェアの購入を検討する人が増加すること。リゾート会社の販売在庫が少なくなり、物件を市場から集める動きが再開すること。

アメリカのリゾート会社は、今後も堅調な観光産業に力を入れており、ヒルトンやマリオットはワイキキで新たな物件の建設を進めています。また、アメリカおよび世界的には、生活が豊かになるとともに、旅行を楽しむライフスタイルがより一般化しています。そのため、旅行および滞在型リゾートの需要は今後も高まると予想されます。

ぜひ売却中のお客様と、売却を検討するお客様におかれましては、悲観することなくお考えいただければと思います。

弊社では上記のような期待を背景に、今後も積極的なPRおよび販売活動を続けてまいります。現在、売り出し中のお客様におかれましては、売り出し価格の変更等のご相談がある場合には、メールにてご連絡いただけますようお願い申し上げます。

また、今後売り出しを検討される方におかれましては、新規受付の再開時にはメルマガまたはホームページ等でご案内いたしますので、しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

タイムシェア業界の健全な発展と成長を願い、今後も尽力してまいりますので、引き続きお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

くじら倶楽部
代表取締役　中山孝志