
2025年第2四半期(4月〜6月)のハワイのタイムシェア市場は、全体として高い人気を保ちながらも、前年より少し落ち着いた動きとなりました。ハワイ州商業・経済開発・観光局(DBEDT)の発表によると、この期間のタイムシェア平均稼働率は90.9%でした。2024年の同じ時期の92.2%と比較すると、わずかですが、下がりました。
注目すべき点は、タイムシェアの稼働率が、一般的なホテルやコンドミニアムホテルと比べて非常に高い水準にあるということです。2025年第2四半期のホテル全体の稼働率は72.9%で、前年とほぼ同じでした。こうしたことから、観光客の動きに多少の変化があっても、タイムシェアはホテルよりも安定して利用されている宿泊形態だと言えます。
その理由は、タイムシェアの利用者の多くが「オーナー」である点にあります。実際、利用されている客室の約6割は、自分が所有するタイムシェアに宿泊しているオーナーによるものです。
さらに、他のリゾートと交換して滞在する人や、オーナーが追加で宿泊するケースも多く、観光の流行に左右されにくい仕組みになっています。短期的な観光客だけに頼らず、毎年計画的にハワイを訪れる人たちが利用していることが、安定した稼働につながっています。
調査は、ハワイ州内にある55のタイムシェア物件を対象に行われ、ハワイ州全体の部屋数の約84%を網羅しています。