電動自転車レンタル

電動自転車レンタル

もうすぐホノルルで電動自転車レンタルが始まるかもしれません。

以前にも何度かご紹介した非営利団体バイクシェア・ハワイの「ビキ」が電動自転車の導入を検討しています。現在プロトタイプをホノルルで試乗中です。

ハワイ初の自転車レンタル「ビキ」はチャイナタウンからダイアモンドヘッドまで点在する136のステーションで自由に自転車を借り出し返却できるシステムです。2017年の開業以来、住民や観光客の利用者が増え続け、今では毎月の利用回数が 10万以上と、全米の自転車レンタルの中でも 6位の人気を誇っています。

プロトタイプの緑の電動自転車は最大時速 14マイル(22.5キロ)で一回の充電で 40マイル(64キロ)走行できます。カナダを拠点とする大手の公共自転車サービス会社「PBSCアーバン・ソリューションズ」がデザインしたものです。現在カナダのモントリオールの自転車レンタルサービスでも 120台のこの電動自転車を実験的に導入しています。

電動自転車の導入は「ビキ」ユーザーの選択肢を広げることが目的だといいます。電動アシストがつくことで新しい利用者が増えるだけでなく、既存の利用者もより早くより遠くまで行くことができるようになります。また、統計によると、登り道に自転車レンタルを使用する人は少ないのですが、電動自転車を導入すればパロロ・バレーへの行き来にも利用する人が増えるのではないかと予想しています。自転車本体にもチャージング・ステーションにも経費はかかりますが、導入すれば利用者が 2~3倍に増えると予測されます。

しかし導入の実現にはしばらくかかりそうです。今年 9月のホノルル市議会で、「ビキ」のステーションと歩道使用を有料化する決議が採択されました。また、理事会法案でも、自転車レンタルや立ち乗りスクーターレンタルの公共の場所の利用を有料にする案があがっています。追加の経費は「ビキ」ステーションの統合や削除を余儀なくさせるとバイクシェア・ハワイは言います。自転車レンタルが公共の場所の使用料を払うことは全米でも例のないことのようです。どちらにしても、市との協議と協力に1年ほどかかると推測されます。