カカアコ地区のコンド開発問題、ワイエア・タワー紛争

カカアコ地区のコンド開発問題、ワイエア・タワー紛争

タイムシェアを数週間分持つハワイリピーターの中には、これらを売却して新たにコンドミニアムなどの別荘を買おうと考えている方も多くいるかと思います。カカアコ地区のワイエア・タワーで開発元と建設会社の間での訴訟問題をご紹介します。一つのローカル情報としてお読みください。

ワイエア・タワーが建設会社を訴訟

「ワイエア・タワー」の開発会社「ハワード・ヒューズ」と建設業者「ノーディック PCL」の間で係争が起こっています。

36階建ての高級コンド/多目的高層ビル「ワイエア・タワー」は 2014年中頃に着工され、契約通り昨年 11月にカカアコ地区のワードビレッジにオープンしました。平均価格 360万ドルのコンドは今年 9月末までに 174戸中 158戸が完売しており、販売総額は推定 5億7500万ドルとされています。
しかし、完成が遅れたうえに欠陥があり予算も超過したとして、今年 11月にヒューズ社が 7500万ドルを超える損害賠償を求めノーディック社を提訴しました。契約時に 2億7500万ドルまでとされていた予算が 3億300万ドルに増加し、工事もまだ進行中だという訴えです。その他、ガラスの壁から生じる騒音に入居者は悩まされていると主張しています。

話合いではまとまらないアメリカ風ビジネス対応

これに対してノーディック社は 3500万ドルと 3600万ドルのペントハウスを含む 18ユニットの担保権を主張し、遅延と予算超過の責任はヒューズ社にあるとして職工留置権を申請しています。ノーディック社によると、ヒューズ社から既に支払われた額は 2億8400万ドルで、3970万ドルが未決済だということです。
支払いが 一年以上遅れており、ノーディック社がコンドの先取特権を持つことを危惧しての訴訟ではないかとノーディック社側は考えているようです。
ヒューズ社は、ワードビレッジの 60エーカーの工業地に 4300戸の住宅と 9万平米以上の小売店を開発する計画で、ワイエアは建設予定の 16のタワーの初めの一棟でした。ノーディック社はワードビレッジ内に 2019年に完成予定の「ケ・キロハナ・コンド」を建設する契約もヒューズ社と交わしています。

ヒューズ社は、ワイエア紛争はワードビレッジの開発計画に影響ないとの見方ですが、裁判の対象となるユニットの販売が禁じられる可能性もあると専門家は言っています。ノーディック社の反訴がワードビレッジの今後の開発に波紋をもたらすかもしれません。

このブログ記事は、あくまでもローカル紙からのハワイ情報の提供を目的としており、双方の会社に対する考えやコンドミニアム購入に関する是非をお伝えするものではございません。具体的な情報をお知りになりたい方は、不動産の専門会社をご紹介いたしますのでお気軽にご連絡頂ければと覆見ます。

いつも、ブログをお読みいただきありがとうございます。

くじら倶楽部  中山孝志

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くじら倶楽部社長ブログ

Takashi Nakayama

くじら倶楽部 代表 中山孝志。千葉県柏市出身、ハワイ在住歴22年。大学在学中にオーストラリアへ1年留学、大学卒業後、日本リロケーションの駐在員として渡米。ニューヨークにて3年間在住した後、ハワイの現地不動産子会社の責任者として4年勤務。2000年より、ヒルトン グランド バケーションズ クラブのハワイ立ち上げスタッフとして入社後、国際販売部の責任者として約10年勤務。タイムシェア開発・販売のコンサルティングに長年携わってきた、ハワイのタイムシェア業界のエキスパート。→プロフィールの詳細

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