ハワイのモノレールはどこまで進んでいるか? 4つのポイント

ハワイのモノレールはどこまで進んでいるか? 4つのポイント

モノレールが出来上がるとコオリナのディズニーとマリオットのオーナーさんにはかなり便利になります。その実現を首を長くしてお待ちになっている方も多いと思います。今回は、気になるハワイのモノレールの進行状況をまとめてみました。

1  計画はずれ込んでいる

年々深刻化する市内の交通渋滞対策として進められているホノルル・トランジット計画ですが、先日行われた州会議委員会で不足分の資金調達の手段に合意が得られず、計画は再び難航しています。

2   全長32キロ、21駅の高架鉄道

ホノルル・トランジット計画とは、オアフ島西部の東カポレイからホノルル国際空港とダウンタウンを経由して、ホノルル中心部のアラモアナまでの21駅、約32キロを市電で繋ぐ計画です。日本語ではホノルル・モノレールと呼ばれることが多いようですが、形式的には二本のレール上を走る高架鉄道です。

 

HART発表のモノレールの紹介ビデオ(HART unveils first completed train)

 

3   ホノルル・モノレールの計画は50年後越しの夢

ホノルルの都心と郊外を鉄道で結ぼうという構想は1960年代からあがっており、過去50年にわたり地方選挙の論点にあがり続けるほどに物議をかもしてきました。


予算が承認され、現行のプロジェクト「Honolulu Authority for Rapid Transportation (HART)」が設立したのは2005年です。2008年のホノルル総選挙時に、オアフ島の住民投票で過半数の賛成を得て工事の着工が可決され、2011年に建設が始まりました。工事はカポレイとエバの郊外からホノルルの都心部に向かって進み、完成予定は2025年に計画されています。

4  増税しないと完成しない?

「HART」は完成までの費用を69億ドルと予想していますが、連邦公共交通局はそれを上回る81億ドルを見積もっています。

(Construction Progress Video – February 2017)

 

問題になっている資金ですが、48億ドルが2007年から2027年までの法人の売上税(ジェネラル・エクセサイズ・タックス=GET)から支払われる計算で、2012年には連邦公共交通局から15.5億ドルの支援も受けており、残りは他の国家予算や地域の歳入から賄われる予定だと「HART」は説明しています。


しかし、不足分を調達するためにGETの徴収を2027年からさらに延長する提案や、ホテルの宿泊税を現在の9.25%から2.75%増しの12%に引き上げる計画には反対の声が高く、現時点では審議が滞っています。

 

まだまだ乗り越えないといけない問題はありますが、是非、早期完成を期待したいと思います。南国のためか色々なペースがゆっくりなハワイですが、ぜひ皆さんも気長にお待ち頂ければと思います。

 

くじら倶楽部

中山孝志

 

 

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くじら倶楽部社長ブログ

Takashi Nakayama

くじら倶楽部 代表 中山孝志。千葉県柏市出身、ハワイ在住歴22年。大学在学中にオーストラリアへ1年留学、大学卒業後、日本リロケーションの駐在員として渡米。ニューヨークにて3年間在住した後、ハワイの現地不動産子会社の責任者として4年勤務。2000年より、ヒルトン グランド バケーションズ クラブのハワイ立ち上げスタッフとして入社後、国際販売部の責任者として約10年勤務。タイムシェア開発・販売のコンサルティングに長年携わってきた、ハワイのタイムシェア業界のエキスパート。→プロフィールの詳細