タイムシェアのリセール市場の動向(2021年5月)

タイムシェアのリセール市場の動向(2021年5月)

2021年5月現在のタイムシェアのマーケット動向についてお伝えします。2021年2月にマーケットの動向について「タイムシェアリセールの動向マーケット速報」という記事でお伝えしましたが、その後、第一買い取り特権の行使開始など市場に動きがありますので、最新の情報をこちらの記事でご案内いたします。

ハワイの観光マーケットについて

日本からハワイへの渡航者は毎日50人から150人ほどです。毎週水曜日と日曜日は日本からハワイへ飛行機が飛ばない状況がしばらく続いています。一方で、アメリカ本土からの渡航者は非常に多いです。特に春休み数週間前から著しく増えました。現在でもアメリカ本土から毎日2万人の渡航者がハワイに到着しています。

また、余談にはなりますが、コロナでレンタカー会社が車を一気に売却した事と需要の急増により、レンタカー不足となっています。引っ越し用のトラックを借りる旅行客が出て来ているとニュースになるほどです。

タイムシェア・リセール物件の相場について

2021年5月現在、タイムシェアの売却希望者は増加傾向にあります。また、購入希望者も増加傾向です。その反面、タイムシェアのリセール物件の価格は下がったままとなっております。コロナの打撃をうける前は直販の4割から5割で購入が可能でしたが、パンデミック後は売却を急ぐ方も増え、タイムシェアのリセール価格は下がりました。リセール物件の相場は直販の3割から4割となっております(リゾートや物件タイプにより異なります)。

リゾート会社が第一先取り特権を行使し始めています

コロナによる打撃の影響で、パンデミック後、タイムシェア会社は「第一先取り特権」を行使していませんでしたが、この数週間で一部のリゾートや物件タイプで行使が始まりました。簡単に言うと安くなりすぎた物件については、一般購入者が買えなくなってきているということです。

リゾート会社が第一先取り特権を行使すると物件が買えなくなる?

どのような仕組みか、詳しくご説明いたします。

第一先取り特権とは売主と買主の間で売買成立したタイムシェアの物件を買主の代わりにリゾート会社(例:ヒルトン)が購入(先取り)することが出来る権利の事を言います。どのような流れかというと、まずは売主と買主の売買契約後、リゾート会社へ「物件調査」の依頼をします。「物件調査」には約1ヶ月かかるのですが、こちらの「物件調査」の項目の1つに「第一先取り特権を行使するか、しないか」の確認事項があります。「物件調査」の結果内容で、リゾート会社が第一先取り特権を行使するかしないかが確定します。行使をすると、大変残念ながら、せっかく購入をする予定だった買主が物件を買えなくなり、リゾート会社が代わりに同じ条件でその物件を売主から購入することになります。

では、なぜリゾート会社は第一先取り特権を行使するかと申しますと、タイムシェアのリセール価格があまりにも安くなってしまった場合です。何をもって安いと判断するかは、その都度変化するのですが、コロナ以前はヒルトン及びマリオットであれば正規価格の3分の1以下、ディズニーのアウラニに関しては半額以下という概ねの指標がありました。また、リゾート会社が販売するための在庫が足りなク鳴った場合も第一先取り特権の行使をする傾向にありました。

パンデミック後、この第一先取特権を行使しなくなったため、安くても一般購入者が安い価格でタイムシェアを購入できるようになっていました。ところが、2021年4月から、一部のリゾート会社や物件タイプで第一先取特権を行使し始めました。安すぎる価格で売買成立している場合、リゾート会社が第一先取り特権をいつ行使してもおかしくない状況にあるということです。

売却をお考えの方へ

売却をお考えの方は、買い手市場の現状において、可能であれば焦らずじっくりマーケットの回復を待つのも良いかと思います。市場規模が小さいため、観光マーケットが回復すればリセール市場の価格上昇も早いと予想しています。マーケットの回復のタイミングはワクチンの広がりとコロナの収束との兼ね合いになるかと思います。売却のご相談はお気軽にどうぞ。売却の資料請求はこちら

アメリカ市場からの購入も可能

弊社の物件リストにはない物件をお探しの場合等、米本土の市場で売出しされている物件にお申し込みを入れることが可能です。アメリカでは買主の仲介手数料負担はありませんので、当社をご利用いただいても購入費用が高くなることはありません。また、業者選定や在庫確認含め、買い付けのエージェントとして当社をご活用ください。購入手数料が変わらないわけですから、ぜひ当社を賢くご利用頂ければと思います。

ご相談はくじら俱楽部へ

こちらの記事でお伝えしました通り、これからリゾート会社は第一先取特権を盛んに行使する傾向にあります。前述しました通り、ハワイにおけるアメリカ本土からの観光マーケットは回復に向かっています。今後、景気回復と共に、予算をつけたリゾート会社は第一先取特権を行使すると予想します。行使されてしまうと、安価のタイムシェアを一般購入者が買えなくなる状況になります。ご購入をお考えの方は、お早目にご相談下さい。

特にヒルトンの取扱件数は全米でもトップの実績を持ち、過去の実績から得た様々なノウハウを蓄積しております。ぜひ一度くじら俱楽部へご相談ください。

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