マウイ島のリッツ・カールトン・カパルアの買収

マウイ島のリッツ・カールトン・カパルアの買収

世界最大の投資会社と言われるブラックストーン・グループの系列会社『ブラックストーン・リアルエステート・パートナーズ』がマウイ島の『リッツ・カールトン・カパルア』を買収しました。購入額は 2億 7500万ドルで、一部屋あたり 約 100万ドル($ 925,926)の価格がついたことになります。

リッツ・カールトン・カパルアは ホテルの客室 297部屋と、107ユニットのコンドミニアムからなる高級ホテルリゾートで、ビーチとゴルフコース、テニスコートなどを含む 49エーカー(約 20万㎡) の土地に建てられています。

ブラックストーンは熟練のバイヤーで、今年の初めにはウォルドルフ・アストリア・グランドワイレアも購入しています。同社が手掛けることでリッツ・カールトン・カパルアの価値はさらに上昇すると一部で予想されていあす。

売却したのは 『アレス・マネジメント』『SMW ホスピタリティー』『トリニティー・リアルエステート・インベストメント』のジョイントベンチャーで、2016年に 1億6400万ドルで同リゾートを買い取りました。このときの一部屋あたりの価格は 553,670ドルで、今年の売却時には 67%以上、価格が上騰したことになります。

ハワイにおいては、2012年に始まった、ホテル買収ブームが続いています。投資家の人気が高い上に新築の在庫物件があまり増えないため、市場はますます勢いを増しているようです。短期的な投資の利益の高いことがハワイの市場が世界的に人気の理由だと専門家は言っています。一部屋あたり $ 925,926 の販売額は、今年のハワイの不動産市場 3番目に高額な取り引きとなりました。過去の歴史をふりかえってもトップテンに入る価格です。

ホテルの一部屋あたりが 100万ドルで取引される市場は国内でも有数です。世界でもトップクラスのハワイのホテル市場は、米国内ではサンフランシスコを抑えてニューヨークと肩を並べる水準で、常に国内のトップ3に入っています。昨年ハワイで売買された全ホテルの一部屋あたりの平均価格は、全米最高の 536,481ドルでした。

一方でいつまでハワイの不動産価格は上昇するのか?という見方もあります。現在、2018年11月6日ですが、ホテルの稼働率の良さからも当面はこの勢いは続くのかもしれません。

 

Takashi Nakayama

くじら倶楽部 代表 中山孝志。千葉県柏市出身、ハワイ在住歴22年。大学在学中にオーストラリアへ1年留学、大学卒業後、日本リロケーションの駐在員として渡米。ニューヨークにて3年間在住した後、ハワイの現地不動産子会社の責任者として4年勤務。2000年より、ヒルトン グランド バケーションズ クラブのハワイ立ち上げスタッフとして入社後、国際販売部の責任者として約10年勤務。タイムシェア開発・販売のコンサルティングに長年携わってきた、ハワイのタイムシェア業界のエキスパート。→プロフィールの詳細

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