マリオット、ILGとの合併なるか

マリオット、ILGとの合併なるか

ロイター通信の情報によると、マリオット・バケーションズ・ワールドワイドと ILG Inc. の合併の協議が進んでいるようです。そこで、日本の方に分かりやすいように、ILGという会社の概要をまずご説明します。

ヒルトンの競合、ILGってどんな会社か? 以下が会社の歴史です。

1976年 インターバル インターナショナルとしてフロリダで設立
2007年 アストンホテル&リゾート買収
2008年 II(インターバル インターナショナル)がIACグループから独立する。ILG(Interval Leisure Gruop)として単独で上場する。
2013年 アクア ホスピタリティ買収
2014年 ハイアット バケーション オーナーシップ (ハイアットホテルのタイムシェア部門)買収
2016年 ビスタナ シグネチャー エクスペリエンス買収
2018年 マリオットのタイムシェア部門と合弁を検討とのニュースが発表された

マイアミを拠点とする ILG はシェラトン、ハイアット、ウェスティン、アクア・アストン・ホスピタリティーなど、多数のブランドの保有会社です。2016年にはスターウッドホテル&リゾート・ワールドワイドからヴィスタナ・シグネチャー・エクスペリエンスを 10億ドル以上かけて購入しています。昨年末の時点で ILGは 200万人以上の会員が登録する 250以上のリゾートを経営しています。

一方、マリオット・バケーションズは 2016年にマリオット・インターナショナルから独立し、上場企業として設立されました。マリオットやリッツ・カールトンのリゾートを筆頭に、65件以上の米国不動産を保有しています。

ホテル・タイムシェア業界の大手であるこの二社が合併すれば、ヒルトン・グランド・バケーションズやブルーグリーン・バケーションズに対抗する最大規模のタイムシェア・プロバイダーが誕生することになります。

交渉の内容は部外秘で、マリオットと ILGからのコメントは得られていません。しかし、情報源と詳細は明かせないとしながらも、合意に至れば合併契約は 4月末までに締結する計画だとロイター通信は報道しています。

ILGは今年 3月に、アポロ・グローバル・マネージメントLLCのダイアモンド・リゾート・インターナショナルInc.との合併を検討していましたが、協議は合意に至らず終了しています。情報源によると、マリオット・バケーションズも去年一度合併を申し込んで断られているようです。今回のオファーは、ILGが今まで受けたものの中で最高のものだそうです。

タイムシェア・プロバイダーの競争が激しくなることで、手続きが難しいなどの固定観念を払拭し、より多くの利用者を誘引して稼働率を向上させるきっかけになるかもしれないと、関係者は語っています。

 

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くじら倶楽部社長ブログ

Takashi Nakayama

くじら倶楽部 代表 中山孝志。千葉県柏市出身、ハワイ在住歴22年。大学在学中にオーストラリアへ1年留学、大学卒業後、日本リロケーションの駐在員として渡米。ニューヨークにて3年間在住した後、ハワイの現地不動産子会社の責任者として4年勤務。2000年より、ヒルトン グランド バケーションズ クラブのハワイ立ち上げスタッフとして入社後、国際販売部の責任者として約10年勤務。タイムシェア開発・販売のコンサルティングに長年携わってきた、ハワイのタイムシェア業界のエキスパート。→プロフィールの詳細

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