ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前の銅像の由来

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前の銅像の由来

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの象徴とも言えるフラダンサー3人の銅像ですが、今回は製作したアーティストと銅像の意味を調べてみました。私自身、あまり深い意味を考えずに前を通り過ぎていたのですが、調べてみると、作品には想像以上に深い意味があり、ハワイの文化を称える作品だということがわかりました。それでは、詳しくご紹介していきたいと思います。

ヒルトンのフラダンサーの銅像『風に舞い上がるワシ』

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの敷地の一画に建つフラダンサー3人の銅像は誰もが目にしたことのある彫刻です。ちょうどアラモアナ通りとカリア通りの角、カリアタワー前の池の中にあリます。こちらの銅像の前で写真を撮ったことがある方も多いはずです。『風に舞い上がるワシ』という作品で、2001年5月に出来上がりました。青銅でできており、フラダンサーは実物の2倍の大きさほどあるそうです。作品全体の大きさは6.4メートル x 5.2メートル x 2.7メートルです。

フラダンサーの銅像の作者について

銅像の作者はアメリカ彫刻家のキム・ダッフェット(Kim Duffett)と言います。アメリカ、オハイオ州生まれです。彼は若い時に世界中を旅し、アフリカやポリネシアの木彫刻に魅了され、ヨーロッパでは教会、噴水、建物などの彫刻を目にしました。1979年からハワイに住んでおり、ハワイの文化と土地に触発された作品作りをしています。2003年に今回ご紹介している作品『風に舞い上がるワシ』でハワイ州観光局の「Keep It Hawai’i Visual Arts Award」を受賞しています(2003年)。

作品の意味

キム・ダッフェット氏によると、『風に舞い上がるワシ』は古典フラダンスをもとにしているそうです。両側の女性フラダンサー2人は「風の魂」を象徴しており、空へ舞い上がろうとするワシのイメージの男性フラダンサー(中央)を風で支えているのだそう。 女性フラダンサーは風を象徴しているのですが、その風はフラダンスとお祈り(チャント)を意味しています。男性フラダンサーはハワイの魂そのものを意味しているそうです。人間とハワイの土地(自然)をつなげるフラの力強さを祝福しています。

参照:ヒルトンのフラダンサーの銅像を製作したKim Duffett氏のホームページ

まとめ

ヒルトンのフラダンサーの銅像はハワイ文化におけるフラの大切さ、フラを通して人がハワイという土地とつながりを持つことができる力強さを教えてくれました。何気なく前を通り過ぎていたヒルトンのフラダンサー3人の銅像ですが、次回、ハワイにいらした際には作者が伝えたかった意味を考えながら、銅像をみてみるとまた違った楽しみ方ができるのかなと思います。