2022年2月24日にヒルトンがポイントを1.6倍に調整をしました。2022年2月24日以前に公開されたブログ記事は原則、旧ポイントでの表記となっておりますこと、ご了承のほどお願い申し上げます。ポイント調整について

HGVポイントでヒルトンホテルを利用するともったいない場合がある?

HGVポイントでヒルトンホテルを利用するともったいない場合がある?

コロナの問題により、何年もハワイ旅行をしていないという方も多く、ヒルトンタイムシェアのオーナー様の場合、ポイントを使えずに2年も3年分も余っているという方も多いようです。

今回はなぜタイムシェアのポイント(HGVポイント)を使ってヒルトンホテルを利用するともったいない場合があるか、ご説明したいと思います。

(ご注意)2022年12月現在、リセール物件のポイントはヒルトンオナーズへの移行が可能ですが、予告なく変更になり得る事、ご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。

タイムシェアポイントとヒルトンホテルポイントの違い

まず、初心者様向けにタイムシェアポイントとヒルトンホテルのポイントの違いについて触れたいと思います。

【ヒルトンのポイント】と言っても「タイムシェア(HGV)」と「ヒルトンホテル (ヒルトンオナーズ )」のポイントの2種類があります。タイムシェアオーナーになると毎年(あるいは隔年で)HGVポイントがアカウントに入ってきます。そのHGVポイントをヒルトンオナーズポイント(ホテル)に移行することができるのです。交換レートは持っている物件により違います。

ヒルトンホテルポイントへ交換

HGVポイントをホテルポイントへ交換する場合の交換レートは以下のとおりです(2022年8月現在)。

・通常のタイムシェアのオーナー様(瀬底を除く): 16倍(翌年のポイントを交換)
・ワイキキアンとアイランダーのペントハウスのオーナー様: 32倍(翌年のポイントを交換)
・瀬底のオーナー様(物件タイプにかぎらず): 32倍(翌年のポイントを交換)
・当年ポイントをヒルトンホテルへ移行する場合:13倍

ダイレクトステイもあります

ヒルトンのカスタマーサービスへ連絡をしてヒルトンホテルをHGVポイントを使って予約することも可能です。HGVポイントをヒルトンオナーズへ事前に移行する必要があります。必要ポイント数は時期により異なりますので、直接ヒルトンHGVへお問い合わせください。

ヒルトンホテルへ交換するのは何故もったいないのか?

HGVポイントをヒルトンホテルに利用するとどのぐらいもったいないのか、具体的にご紹介したいと思います。

ヒルトンオナーズへポイント移行した場合

先述しましたとおり、翌年のHGVポイントをヒルトンホテルのポイントへ交換する場合、16倍もしくは32倍という交換率が適用されます。それぞれでお得感が違いますので、ご注意ください。

通常のタイムシェアをお持ちの場合は交換率が16倍です(翌年のポイントを交換)。例えば、ラグーン2LDKの11,200HGVポイントお持ちで、全てヒルトンオナーズへ移動した場合、179,200ヒルトンオナーズポイントへと変換することができます。

179,200ヒルトンオナーズポイントがあると、どこに泊まれるか、ご紹介したいと思います。あくまでも例となります。

コンラッド東京 スタンダードルーム 2泊(13,000ポイントを使用
1泊 65,000ホテルポイント(2022年8月調べ)
★こちらのお部屋は通常ルートで予約すると32,000円ほどです。
★グレードの高いホテル

ダブルツリー那覇 スタンダードルーム 2泊(44,000ホテルポイントを使用)
1泊 22,000ホテルポイント(2022年8月調べ)
★こちらのお部屋は通常ルートで予約すると10,000円ほどです。
★ビジネスホテルに近い仕様

この通り、ラグーンタワーの2LDKという広いお部屋に1週間泊まれる権利が、ヒルトンホテルに利用すると、ホテルルーム4泊の宿泊になるのです。ラグーンタワー2LDKの管理費は$1,996.41(2022年)です。現金でホテルルームを予約した場合は84,000円ですが、HGVポイントですと管理費が約$2,000(約27万円)かかったことになります。

ただし、32倍の交換レートでホテルポイントへと移行できる場合には、ご紹介した4泊ではなく2倍の8泊ヒルトンホテルに泊まれることになります。

当年ポイントをホテルに交換する場合は要注意
当年のHGVポイントをヒルトンホテルに交換する場合には交換レートが下がり、13倍になるので、11,200HGVポイントは145,600ホテルポイントになります。コンラッド東京に2泊できるポイント数です。約2,000ドルのタイムシェア管理費で2泊したことになります。

ダイレクトステイの場合

次にダイレクトステイの場合をご紹介します。ダイレクトステイに利用できるヒルトンホテルは限られておりますので、ご確認ください。

例えば、ヒルトン東京(新宿)へダイレクト・ステイの予約をした場合は1泊3,840HGVポイント必要です。持っている物件タイプにより異なりますが、管理費で計算すると1泊$500-$600使ったことになります。なお、ヒルトン東京(新宿)は通常ルートで予約した場合は約3万円です。

ラグーンタワーの2LDK 毎年11,200HGVポイントを持っているとします。コンラッド東京にダイレクトステイする場合は1泊5600ポイント〜必要なので、2泊でハワイ1週間分のHGVポイントを使うことになります。

✳︎通常HGVの当年ポイントのみヒルトンホテルに利用できる形となっていますが、2022年末までヒルトンは特別キャンペーンを実施しており、セーブドポイントもヒルトンホテル に使えます。ポイントが余っていて困っている方はご検討ください。

HGVポイントはタイムシェアに利用するのがベスト

HGVポイントはどこにも移行せずに、HGV内で利用するのがベストです。日本国内には2つのヒルトン・タイムシェア(HGV物件)があります。場所は沖縄の瀬底と小田原です。コロナにより、予約が混み合っていますが、日程を選ばなければ、空室画面とのにらめっこで予約をとることが可能です。

最後に

ヒルトンホテルにHGVポイントを利用する場合、1泊$500-$600かかっていることになりますが、どうしてもタイムシェアに使えないという場合にはヒルトンホテルの利用を検討すると良いでしょう。使い道がわからない場合には、ヒルトン・グランド・バケーションズのオーナーサービスへご相談ください。

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