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エスクローがあるとタイムシェアの売買が便利で安全な4つの理由

エスクローがあるとタイムシェアの売買が便利で安全な4つの理由

「管理費の未払いを引き継ぐことは無いですか?」という質問を、タイムシェアの購入を考えている人から聞くことがあります。 米国では、日本の不動産取引では使われない、「エスクロー」という制度を利用して、売買手続きが行われます。今回は、このエスクローの役割と安全性に関してご説明したいと思います。

1. エスクローは安全を担保する第三者機関

アメリカの不動産売買は、売り手と買い手の間に、このエスクローという会社が介在し、移転登記と代金決済が安全に且つ確実に行わる仕組みになっています。皆さんがご存知のように、アメリカのタイムシェアリゾートは、権利を保全するために不動産の権利として登記されます。ですから、当社を通して購入頂くリセール物権も、全てこのエスクローという制度を通して移転登記が行われます。

2. 安心で確実な契約手続き

大まかに、手続の流は以下の通りとなります。

1) 買い手はエスクローエーに不動産、又はタイムシェアの購入金額を預ける。
2) エスクローは、リゾート会社から売り手の物件タイプを再確認し、ローンや管理費の未払いが無いか調査する。
3) エスクローは、移転登記完了後、売買に伴う必要経費を精算した後、売り主に購入代金を支払う。
4) エスクローは、権利書の写しをリゾート会社に送付し、ID登録の変更依頼を行う。(取引の終了)

このシステムを使うことで、安全で確実な移転登記と代金決済が行われます。通常、米国人の売り手と買い手は、このエスクロー会社と直接やり取りを行います。ただし、日本のお客様の場合には、言葉の問題もありますので、弊社が間に入り日本語でサポートをしていますので手続もスムーズです。

3. エスクローの歴史と安全性

エスクローは、信頼の置ける第三者を仲介させて取引の安全を担保する第三者預託です。 1947年にアメリカ合衆国カリフォルニア州にて不動産取引の決済保全制度として発祥し、各州政府の法律に基づく制度としての歴史があります。 また、アメリカでは州政府による認可・免許を得なければエスクローの名称を使用することはできません。

4. リセール物件購入者の不安を解消する

一部のお客様から、前のオーナーの管理費やローンの未払いがあるか不安である、という話を聞きます。 仮に前のオーナーの未払いが残っていたとしても、一般の住宅取引と同様に全ての精算をした後でないと移転登記が行われない仕組みになっています。 ですから、制度的に前のオーナーの未払いを引き継いでしまうようなことはありませんので、ご安心下さい。

アメリカは、移民で成り立っている国であり社会です。ですから、常識も習慣も様々なです。よくアメリカは契約社会であると言われますが、このエスクロー制度も、契約書の充実と合わせて、安全で確実は不動産取引を行うために古くから普及してきました。

まとめ

以上のように、タイムシェアのリセール物権を購入する場合でもエスクロー会社を利用しますので、ご安心頂けるのではないかと思います。 もし、ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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