ホノルル市バス「ザ・バス」値上げを検討

ホノルル市バス「ザ・バス」値上げを検討

タイムシェアを活用して2週間以上の長期滞在をされているリピーターの方が増えたように感じます。そして、65歳以上の日本の方にもメリットのあるハワイの市バス、ザ・バスの値上がりが発表されました。

ホノルル市バス(ザ・バス)の料金値上げが提案されています。

対象者や使用頻度によって詳細が違いますが、大まかにいうと 1回の乗車につき 25セントの値上げが予定されています。来月 3月にホノルル料金委員会の公聴会が行われ、市議会が最終決定をくだします。変更が決定されれば本年度末には実施されることになりそうです。年末に開通予定のイーストカポレイからアロハスタジアムまでのHART高架鉄道にも同様の値上げが適用されます。

 

 

値上げの原因

運営コストの 25%から30%と設定されている運賃の回収率が現在達成できていないことが値上げの理由です。しかし、値上げをしても目標には届かず、運営コストの 75%以上が税金から払われ続けることになると予測されています。

運賃回収率を上げるために、値下げをして利用者を増やす案も上がり意見がわかれていましたが、値上げの方針が採用されました。シニアや障がいのある方、メディケア(高齢者、障がい者向け公的医療保険)保持者の値上げ率がより高くなっており、それらの利用者の減少も考えられるために委員会内でも未だ反対の声があります。

 

ホロ(HOLO)カードの導入

今回の案には、ホロ(HOLO)カードと呼ばれる、日本のIC乗車券に似たシステムの導入が含まれています。ホロカードを使うと日額、月額の請求上限が加わり、一日に 2.5回、ひと月に 27回を超える乗車からは無料の計算になります。代わりに、現在の一日周遊券は廃止されます。

提案されている値上げの詳細は以下の通りです:

シニア (65歳以上)、障がいのある人、メディケア保持者は、現在 1ドルの 1回の乗車が 1.25ドルに上がります。ホロカードを利用すると 一日の上限が 3ドル、ひと月の上限が 20ドル、年間の上限が 60ドルになります。しかし、このグループは現在 2ドルの一日周遊券、6ドルの月間パス、35ドルの年間パスを購入できるので、大幅な値上げになります。

大人 (18~64歳) 料金は、現在の 2.75ドルから 3ドルになります。現在の 5.5ドルの 一日周遊券に代わり、ホロカードの 一日上限は 7.5ドル、ひと月の上限は 80ドル (現在の月間パスは 70ドルです)。現在 770ドルの年間パスは廃止になります。

子供 (5~17歳) 料金は現在の 1.25ドルから 1.5ドルに値上げされます。現在の一日周遊券 2.5ドルに代わり、ホロカードの 一日上限は 3.75ドル。月間パスの 35ドルに代わり、ひと月の上限は 40ドルになり、385ドルの年間パスは廃止されます。

また、新しい取り組みとして、所得が地域の平均収入の 30%以下の低所得者の割引プログラムが提案されています。現在も低所得者向けの割引はありますが知名度も低く、全利用者が 50人以下という状態です。
新しい案では、申請が通った場合 1回の乗車 1ドル、一日上限が 2.5ドル、ひと月上限が 20ドル、年間上限が 60ドルとなります。

ハワイのリピーターの中では、ザ・バスの利用者が多いと思いますので、新たな情報が入りましたら又ご案内したいと思います。