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米国のレントが上昇している3つの理由

米国のレントが上昇している3つの理由

こんにちわ!

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今日は、ハワイ現地英語新聞、ホノルルアドバータイザーの記事からの情報です。

記事の見出しは、「アパートメントの賃料が更に上昇」というものですが、ここで言うアパートメントとは、日本で言うマンションタイプの建物を指しています。

新聞によると全米の過去5年間の賃料相場が上昇し、2010年からだと14%の上昇になっています。平均価格は$1,124ですので、ホノルルの相場からすると全米平均はかなり低めと言えます。また、この上昇率はアメリカ国内の物価上昇率よりも4%早い値上率になっていますので、その分値上りしている感じを受けるのかもしれません。ここでアメリカの賃料が上がっている3つの背景を説明したいと思います。

 

景気回復により、独自に家を探す人が増えた

アメリカでは27.4%の人が親との同居又は友人とルームシェア(共同生活)をしています。最近は景気回復により、これらの人が独自に家を借りるようになって来ました。特にリーマンショック後の不景気時には、経済上の理由で友人や知人と共同で生活する人が増えました。4年前の2012年では、32%の人が親との同居又はルームメイトと共同生活していましたので、全米では景気の回復で独立して部屋を借りる人が増えてきています。

 

持ち家を購入するタイミングが遅くなっている

全米の持ち家率は64.4%ですが、過去19年上昇していない状態です。その背景は、不景気で職を失った経験がある人や、転職の可能性があると感じている人が持ち家を購入しない傾向にあるという状況です。つまり、良い働き口があればそれに応じて引っ越しできる状態にしておこうというアメリカ人が多いということです。特に不動産自体が上昇している社会ですので、良い職があり、環境がよく物価が安ければ進んで引っ越しをするという、身軽な体制であることが必要な社会とも言えます。

 

新しい物件は高額なものが多い

昨年全米で増えたアパートメントは288,000戸です。また、今年は更に210,000戸の追加供給が予定されています。但し、これらの新築物件は平均価格以上の高額物件が多いため、賃料の平均価格を押し上げている理由にもなっています。特に新しい物件はグルメキッチンと呼ばれる豪華な内装であったり、コンシェルジュサービスがフロントで付くような物件が人気で需要が高くなっています。

 

ハワイでは、「ホテル代が高くなったですね」というコメントを最近良く頂くようになりました。次の機会にハワイのホテル代や不動産に関する情報も発信していきたいと思います。

 

くじら倶楽部

中山孝志

 

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